磁石を生み続ける日本人

みなさんは知っているでしょうか?日本が、じしゃく先進国だという事を!産業を支え、世界中で使われている永久じしゃくを開発したのも日本人。

その後、じしゃくを発展させていったのも日本人。

(お役立ち情報サイト)磁石のことなら

1984年にの世界最強の「ネオジウム磁石」を開発したのも日本人なのです。

ここでは、世界に誇る日本人の偉業をご紹介いたします。

日本で磁石鋼の開発が盛んになったのは、1910年以降。

第一次世界大戦が勃発し磁石鋼の輸入が止まったことで、自給に迫られ開発が進んだとも言われています。

1917年には、本多光太郎によって「KS鋼」が開発されました。

これは、コバルト・タングステン・クロムを含む永久磁石で、当時最強の磁力を持ったものでした。

1931年には、三島徳七もよって「MK鋼」が開発されました。

これは、鉄、ニッケル、アルミニウムを主成分とする磁石でKS鋼の2倍の磁力を持ちました。

1934年には、KS鋼の生みの親本多光太郎が「新KS鋼」を開発しました。

これは、MK鋼にコバルト・チタンを加えたもので、世界最強の磁力を持ちました。

この新KS鋼はアルニコ磁石に改良され、長い間永久磁石の主流なっていましたが、高価であったため、その後フェライト磁石が主流となりました

永久磁石ってなに?

永久磁石とは、特殊な元素を配合した磁石材料に、電線をまきつけて電流を流すことで、永久に磁石として磁力を発し続けるようになった磁石のことです。

通常、鉄材などで同様の電流を流しても、電流が流れている間だけ磁力を発し、切れると磁力を失います。

これを永久じしゃくに対して電じしゃくといいます。

永久じしゃくの分類は3種類。

1つは「アルニコじしゃく」

アルミニウム・ニッケル・コバルトを主成分とする合金で、高い磁性と優れた耐熱性が特徴です。

永久じしゃく開発の当時から、広く利用されてきましたが、コバルトが貴重であるため価格が高騰し、最近ではあまり使われていません。

もう1つは「フェライトじしゃく」

炭酸バリウムか炭酸ストロンチウムに、酸化鉄と添加剤を混合したものです。

酸化鉄などの廃材利用で非常に安価であることから、最もよく使われています。

最後は「希土類じしゃく」
希土類元素を主成分とし、粉末焼結で成形されたものです。

サマリウムとコバルトを組成としたサマリウムコバルトじしゃく、ネオジウムと鉄を組成とした、世界最強のネオジウムじしゃくの2種類があります。